妄想 ある日の出来事シリーズ

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総理執務室

 

総理「♪洗えるマスクを 送りつけて 何もかも初めから やり直すつもりだったと 政府では今 OH-OHO もう内閣では 打つ手ないのさ 保身に走ることやめられない♪」

 

補佐官「国民の999‰では 安倍内閣のマスク送ります作戦を支持していませんよ」

 

総理「999‰…99.9%のことね だってさ 政府が買い上げているから マスク 絶対に下々の民たちには行き届かないじゃない 全部、政府の無計画さが原因じゃない そこを突かれないように 先手を打ったのさ 調べるつもりはないけど下々の民たち 喜んでくれると思うよ」

 

補佐官「喜びませんね 布マスクって 洗って使えるかもしれませんが ウイルスの飛沫を抑える性能は持ち合わせていませんから」

 

総理「それは言わなきゃわからないじゃない これまでだって 国民に黙って あんなことや こんなこと たくさんしてきたんだし」

 

補佐官「緊急事態宣言も出し惜しみしているでしょ あれも結局は経済団体のご機嫌窺っているからですよね」

 

総理「緊急事態宣言を出すと 株価は間違いなく下がる 民主党政権時代を下回る恐れがある そうなるとさ 政権交代も現実味を帯びてくるじゃない 僕、延期されたオリンピックに出たいんです 総理大臣として」

 

補佐官「そうそう 私権を制限する緊急事態宣言なんですけど 国民に支持されていない内閣、政府が出していいものなのでしょうか?バカみたいに マスク2枚しか配れない内閣に私権制限されたくないって言うのが 国民の本音だと思いますけど」

 

総理「確かに 支持率が40%台の内閣は信用できないって言われそうだけど もう決めちゃったもんんね 私権 根こそぎ奪っちゃうもんね」

 

補佐官「せめて60%越えの支持率を持っている内閣の下でしか 緊急事態宣言は出せないって 法制化してください それとですよ 法制化つながりで 2011年の原発爆破事件 現在、廃炉作業が進んでいるように見せかけられていますが 廃炉完了も法制化するべきです 放射性廃棄物は最終保管場所も決まっていないのに 中間貯蔵期間を法律に明記しましたよね そして 現在もなお 緊急事態宣は出されたまま 住人の私権を奪い続けています 東電の好き勝手で 住人の私権を奪い続けるのは 法律違反ではないでしょうか 福島の復興を後押しするために廃炉完了を法律で定め 違反した場合は 上場廃止または 会社の解体の罰を与えるべきです」

 

総理「そんなこと言われてやると思う?やらないよ 森友の再調査だってやらないのに 僕政権じゃなくても 政治に期待しちゃだめだよ バカを見るよ」

 

補佐官「でしょうね コロナショックを見ていても 対策の頼りなさしか目に入りません これまでにない対策と言いながら 以前もやった給付金に頼ろうとしているし 時間ばっかかけて 乳飲み子にまで感染広げているし 志村けんさんは亡くなるし 安倍内閣 期待値低いです」

 

総理「いろいろ不安もあるだろうけど 大丈夫だぁ!ひげダンス並みの軽快さで乗り越えていけるさ アイ~ン!」

 

補佐官「自称夢想家 基礎疾患を持っています なので感染しないよう気を付けてはいますが 感染してしまった場合の覚悟も決めようとしています 今、日本中に同じ思いの人がたくさんいると思います そんな人たちの不安を解消するべく 迅速かつ適正な対策と情報を求めます 今本当に必要なのって 布マスクでしょうか? それとも打つ手なしを見透かされないための パフォーマンスなのでしょうか?人の命を守る行動を取れていないのは政治ではないでしょうか?」

 

総理「毎日毎日 会議をしていてへとへとなんだよ そんな やいの やいの言わないでよ」

 

補佐官「感染は 会議室で起こっているんじゃない!市中で起こっているんだ!!!」

 

総理「青島?」

 

補佐官「でも不思議なのは 国会議員で感染者0なんですね それぞれに地元があり 支持者の窮状把握に努めているはずなのに 0なんですね なぜなんですか?」

 

総理「接触を避けているから」

 

補佐官「窮状を訴える地元を捨てたってことですか? 安全圏内から一歩も出ていないってことですか?」

 

総理「だから言ったじゃないか オリンピックの整備に合わせて 特権階級専用のシェルターを作ったって 予算が膨らんだのも そのせいだって」

 

補佐官「感染爆発は近いのでしょうね そして政府の対応の遅れで 数万人規模の使者が出てしまうのでしょう おそれく アメリカの二の舞を踏むことは避けられないでしょう」

 

総理「アメリカさんの子分なんだから 親分より被害が少ないってあり得ないでしょ そのために対策を遅れさせているんだよね」

 

補佐官「ダメだこりゃ!」

 

 

おしまい