妄想 ある日の出来事シリーズ

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総理執務室

 

 

総理「♪ババンババンバンバン 手洗ったか? ババンババンバンバン マスクしろよ ババンババンバンバン 10万円欲しいか? ババンババンバンバン 8割削減しろよ また来週!♪」

 

補佐官「法被着て歌ってる場合ですか!」

 

総理「だって やることないんだもん」

 

補佐官「専門家集めて会議しても 専門家の意見 反映されていませんからね 最近では 専門家 業を煮やして テレビ出演し 危機の訴えを起こしています 政府は一体何をやっているのでしょう」

 

総理「10万円 恵んでやったら 貯蓄に回されるか ただ ただ心配しているのです」

 

補佐官「あほう内閣時 国民全員に定額給付金を上げた際 消費行動に反映しなかったから 四の五の言っているんですか?」

 

総理「あほう じゃなくて 麻生内閣ね 今回も消費に回らないとなると 国の財政破綻しかねないんだよ」

 

補佐官「直ぐに消費に反映されなかったからって なんだって言うんですか? あの時の定額給付金 未だに持っている人いませんよ 12000円って金額は 決して大きな金額ではありません 少しお金が溜まってから ボーナスをもらってから 定額給付金と合わせて使った人 多いと思いますよ 後手後手 先送りオンパレードの政治のくせに 人には迅速さを求めるなんて バカげてます」

 

総理「確かに 貯蓄0世帯も多いから 間違いなく使われているんだけど 何て言うかな 結果がね いち早く出ないと 成果をアピールできないもので そこらへんは 政治の思いをくみ取って 行動してくんないと って思うわけだよ」

 

補佐官「どこ党議員は貰わないとか 公務員は貰っちゃいけないとか の議論って 多分 政治が演出しているからなんですよね たった一回の支給で 経済が元通りになり 国民生活が安定を取り戻すと考えているのでしょうか? ほんと 先の読めない政治です事 失われたものを取り戻すには 何倍もの努力が必要です ましてや世界経済が落ち込んでいるんですよ 日本だけが復活し良くなることなんてありえない 日本の政治が世界に向けて 何を発信していくかで 日本人の未来が輝くか 闇に落とされるかが決まります その辺りの対策はできていての 10万円支給ですか?」

 

総理「自分の足元さえ見えていない僕に 日本の未来まで見ろって 拷問以外の何物でもないよ」

 

補佐官「でしょうね 自粛でストレスがたまったからって 旅行に行くような夫人を養ってるんですからね そりゃ 国民の価値観とはかけ離れた視点を持っていないとできませんよね」

 

総理「正直 僕もさ びっくりしてる 森友問題であれだけ大騒ぎになったのに ケロッと ケロッと 花見に旅行と決め込めるんだもん」

 

補佐官「顔を見てると何となくですが 先天性の異常を… それはさておき コロナ対策で陣頭指揮を執っていた大臣が濃厚接触のため自粛に入りました このままでは対応策に遅れが出ると思われます 代わりの人間を立てるべきではないですか?」

 

総理「ぶっちゃけ 自民党 頭数はいるけど 能力無いのばっかりで 代わりの人事いないんだよね」

 

補佐官「自民党に限らずですけど 自粛要請と言う無責任な対応しかできない法律を変えようともしない 人の命よりも 金のことばっかり気にしているのが見え見えなので 国民も辟易しています 今、国民の多くが自粛しているのは 政治のリーダーシップではなく 自己防衛のため 政治や行政を頼りに出来ないと分かったので 自分たちの生活をいち早く取り戻そうと 自粛に励んでいるんです」

 

総理「今度の選挙 できるだけ遅くしないと 与党で過半数取れないよね このまましばらくコロナ騒動続いてくれないかな そうなると 東日本大震災の時みたいに選挙を遅らせられるんだけどな」

 

補佐官「糞みたいな考えをお持ちで そう言えば 糞と特措をもじって駄洒落っている橋下氏をよく見ますけど その瞬間だけ 最高の笑顔になるのは何故なんでしょうね?」

 

総理「自分の発言がツボにはまっているんじゃないの?」

 

補佐官「以前の橋下氏にはない発言の優しさを感じるようにはなりましたけど どうなんでしょうね 維新とは離れて 声を上げる市民団体でも立ち上げて 政治に切り込んでいく気はないのでしょうか?」

 

総理「ないんじゃないの 言ったって 自分で作った維新の会だもん 両肩入れるのは当然なんじゃない」

 

補佐官「中立に 政治と国民の間に立つ人たちこそ 本物の政治ができる存在だと思いますけど 今回の大問題で 国民も 既存の政治ではない立ち位置を模索するべきだと感じていると思います」

 

総理「例えば ネット上の政党とか?」

 

補佐官「実在はしない しかし、その声は政治に届く存在」

 

総理「無理なんじゃないの これだけIT技術が進んでも まだ、インターネット投票を渋っている政治だよ その分野には絶対に踏み込まない」

 

補佐官「5Gの時代です できないが できるに変わりつつあります 例えば 公衆電話を再普及させて 災害時に重宝するよ だけじゃなく マイナンバーカードを使えば 行政手続きや書類の発行ができるようにするとか それこそ投票ができるとか いつまでもアナログを維持することを考えていないで 進化を受け入れるべきではないでしょうか ハンコ文化も見直すんでしょ? そこへと踏み込むことで 日本は新たなステージに立つことができると思います そこには魔物もいるでしょうけど まだ見ぬ果実もあると思いますよ」

 

総理「その案 採用する と同時に 先送り事案にも致します」

 

補佐官「ほんと 先送り好きですね」

 

総理だって 楽して 威張りたいんだもん」

 

 

 

おしまい