妄想 ある日の出来事シリーズ

総理執務室

総理「♪ナイナイナイ　対策ない　ナイナイナイ　あげたくない　ナイナイナイ　僕が危ない♪」

補佐官「水際作戦も失敗　感染拡大求められず緊急事態宣言発出　国民生活の救済にもお金を使いたくないじゃ　総理大臣のポストも危なくなりますよ　どうして　打つ手を考えられないのでしょう？」

総理「この国ではまことしやかに囁かれていることなんだけど　日本の官僚は優秀なんて嘘っぱちなのさ　結局、閣僚なんて　専門知識は全くない人間たちだから　専門家や官僚に頼らざるを得ないんだけど　主たる世帯主なんて言ってるんだもん　バカ丸出しじゃない？」

補佐官「厚労委員会での発言ですね　主たる世帯主　主が二つ入ってるせいで　理解不能な言葉になっています　こんな原稿しか作れない輩ですもんね　後手後手は致し方ないのかもしれませんけど　例えばですよ　感染者が１万人を超えたら　議員、全公務員の給与を３分の１カットとすれば　真面目に取り組むんじゃないですか？」

総理「だめだよ　公務員が主たる世帯主だったら　収入減少で３０万円貰えることにっちゃうじゃない　それにさ　感染者１万人到達で罰が与えられるなら　永遠に１万人には到達しないんじゃないかな」

補佐官「確かに　データの偽装　書き換え　隠蔽がこの頃の主たる業務になっていますもんね　それとですよ　中継見ていて気付いたんですが、委員会に参加している人間の布マスク装着率０ですよね」

総理「えーーー一人くらいはいるんじゃない　ウォリーを探せみたいに　探してみようよ」

補佐官「それとですよ　この際なので　選挙の投票をインターネット化しましょう　今や　選挙は行っても行かなくても　どっちでもいい行事なので　不要不急に当たるでしょ」

総理「選挙は行かなきゃいけない行事なんだけど　投票率低くても　当選者が決まっちゃうからね　行きたくなければ行かないって人もコロナの感染者以上に増えているよね」

補佐官「でもまぁ　次の選挙で落選する総理には　もう関係のないことでしょうけど」

総理「だよね　次の選挙　十中八九　落ちるよね　対策の遅れに　無意味な布マスク　狭き門の救済だもんね　落ちない方がおかしいよね」

補佐官「いよいよ　安倍内閣に最後の審判が下るときが来るのですね　早く選挙しません？　いつにしますか？　来週あたり？」

総理「喜ばれながら　急かされているんですけど　悲しみが胸いっぱいに広がりつつあるんですけど」

補佐官「話は変わりますが　自称夢想家　堕天が生息している福島県　９年前から緊急事態宣言が出されています　最近になってコロナ感染者の数も急激に増え　もし　緊急事態宣言の発出となったら　二重の緊急事態を抱えることになるのですが　一つの地域に二重で発出されることは法律上問題ないのでしょうか？」

総理「僕は法律の専門家じゃないから分からない　法務大臣に聞いてよ」

補佐官「二重で出されるってことは　二重に私権が制限されることになります　一部の地域に住む人たちだけが倍の苦しみを味わるのは憲法違反ではないでしょうか？」

総理「だから違反になる前に憲法改正したかったんだけど　手遅れになっちゃった　でもさ、私権が制限されれば　緊急事態ってことで　汚染水　海に流せるかも　悪いことばかりじゃないよね　この世界って」

補佐官「憲法改正と共に進めようとしていた　緊急事態条項は災害や戦争に限定されているようですけど　疫病も追加するべきでしたね　もう安倍政権では改正不可能ですけど　絶対に出来ないですけど」

総理「確かに　コロナの終息も見えていないし　一年オリンピック、パラリンピック延期になったけど　来年絶対に開催されるとは決まっていないし　あ～ぁ　アビガン　勝手に変化して　特効薬になってくんないかな」

補佐官「勝手に変化って　神頼みより　ひどいですね　同じコロナ系のサーズ　マーズのワクチンも開発されていないですからね　新型ことなのワクチンも無理じゃないですか　しかも、自分では惜しみなく金を使う癖に　人にあげるとなると　ケチる安倍内閣ですからね　研究費もケチってるんでしょうね」

総理「当り前じゃない　何のために国会議員になったと思ってんのよ　権力の乱用と無駄遣いの為以外になる理由ないじゃない」

補佐官「欲と打算のみ…　今回気付いたのは緊急事態宣言に踏み切る前に　緊急事態宣言の一歩前段階も導入するべきだってことです　もうすぐ緊急事態宣言が発出されますよ　準備しましょうね　と促す　もうすぐ緊急事態宣言になるんじゃねぇ？自治体も公表しておくべきでしょうね　混乱を避けるためにも」

総理「えーー　やだ　混乱させたいんだよ　右往左往する下々の民たちを見て　一杯ひっかけたいんだよ　滑稽だよね」

補佐官「一番滑稽なのは　感染防止効果のない布マスクを着け続ける総理ですよ」

おしまい